注文住宅であえてつけなかった設備5選|後悔したものは?つけなかった理由は?

住宅設計

どうも、暮らしにガチうさぎです。

注文住宅の打ち合わせをしていると、魅力的な設備やオプションが次々と出てきます。

どれも「あったら便利そう」と思うものばかりですが、すべて採用していては予算も設置スペースも足りません。

そこでガチうさぎ家では、使う頻度や代替手段、導入後の維持費まで考え、次の5設備をあえて採用しませんでした。

  • 浴室暖房乾燥機
  • シーリングファン
  • テレビアンテナ
  • スロップシンク
  • ガス衣類乾燥機「乾太くん」

今回は、それぞれを採用しなかった理由を中心に紹介していきます!

先に結論|現時点では5つとも大きな後悔なし

設備採用しなかった主な理由現時点の結論
浴室暖房乾燥機住宅性能とドラム式洗濯乾燥機で代替通常の換気扇で十分。
シーリングファン掃除とメンテナンスが大変ロフトのサーキュレーターで対応可能。
テレビアンテナ外観と受信環境を優先快適だが、長期費用は光回線でのテレビ視聴が不利。
スロップシンク専用スペースがもったいない今のところ不要。
乾太くんオール電化と洗濯物の移し替えドラム式洗濯乾燥機で十分。

現時点で、「やっぱり付けておけばよかった」と大きく後悔している設備はありません。

ただし、これらの設備が誰にとっても不要という意味ではありません。

住宅性能や間取り、家事の方法、住んでいる地域によって結論は変わると思います。

浴室暖房乾燥機をつけなかった理由

浴室暖房乾燥機には、冬場の浴室を暖めたり、使用後の浴室を乾燥させたり、洗濯物を干したりできるメリットがあります。

ガチうさぎ家でも検討しましたが、最終的には普通の換気扇を採用しました。

断熱等級6の家を前提にしていた

ガチうさぎ家は、断熱等級6、C値は目安として0.4程度の仕様を前提に設計しています。

そのため、設計段階では冬場も室内と浴室の温度差が比較的小さく、浴室専用の暖房を使用する機会はそれほど多くないと考えました。

この新居ではまだ真冬を経験していないため、本当に浴室暖房が必要ないのかは、この冬を過ごしてから改めて評価したいと思います。

洗濯物はドラム式洗濯乾燥機で乾かしている

ガチうさぎ家ではドラム式洗濯乾燥機を使用しています。

基本的に洗濯から乾燥まで洗濯機に任せているため、浴室へ洗濯物を干す予定がありません。

浴室暖房乾燥機の大きな役割のひとつである「衣類乾燥」を使わないのであれば、導入する費用対効果は低いと考えました。

換気だけでも一晩で乾いている

入浴後は換気扇を回していますが、現在のところ一晩経てば浴室内はおおむね乾いています。

掃除が行き届きにくい隙間にはピンク汚れが出ることもありますが黒カビも今のところ発生していません。

(実際の汚れや掃除については、LIXIL AXの入居後レビューでも詳しく紹介しています)

浴室暖房乾燥機で掃除が不要になるわけではなく、また仕様アップの追加費用に加えて運転時の電気代もかかるため、使用頻度が低い設備に費用をかけるより、別の設備へ予算を回すことにしました。

シーリングファンをつけなかった理由

ガチうさぎ家は2階リビングを採用し、天井は勾配天井にしました。

ロフトもあり、最も高い部分では天井高が約3.5mあります。

そのため、工務店からは空気を循環させる方法として、シーリングファンを付ける案も教えてもらいました。

使う季節が限られそうだった

高気密高断熱住宅でも、暖かい空気が高い場所へたまることがあり、シーリングファンがまったく無意味というわけではないと思います。

一方で、ガチうさぎ家では家全体の温度差が比較的小さくなることを想定しており、シーリングファンが活躍するのは真夏や真冬など、限られた時期になると考えました。

高所の掃除が大変

一番気になったのは掃除です。

天井高約3.5mの場所にシーリングファンを設置すると、羽根に付いたほこりを掃除するだけでも手間がかかります。

昇降装置を付ければ手元まで下ろせるそうですが、シーリングファン本体に加えて昇降装置の費用も必要となってしまい、使用頻度が分からない設備に、そこまで費用をかけるのは割に合わないと判断しました。

ロフトのサーキュレーターで代用

現在はロフトにサーキュレーターを置き、必要に応じて空気を循環させています。

サーキュレーターであれば掃除や交換が簡単で、必要な季節だけ使うこともできます。

今のところ、この方法で大きく困っておらず、上手く節約できたなと自己満足に浸っています。

テレビアンテナをつけなかった理由

ガチうさぎ家は動画配信サービスしか見ない家庭ではなく、普通に地上波テレビも視聴しますが、

テレビアンテナは設置せず、光回線のテレビオプションを契約しました。

理由は、外観と受信環境を両立させたかったからです。

八木式アンテナは外観への影響が大きい

屋根の上に設置する、魚の骨のような形をした八木式アンテナは、比較的電波を受信しやすい方法です。

一方で、外からアンテナがよく見えるため、ガチうさぎ家としては外観への影響が気になりました。

壁面へ取り付けるデザインアンテナもありますが、設置場所や周辺の電波環境によっては、希望する場所へ設置できない可能性があります。

そこで、建物の外側へアンテナを設置しなくてもテレビを見られる光テレビを選びました。

光テレビは長期間使うと高くなる

ガチうさぎ家が契約しているGMOひかりテレビの月額料金は、2026年9月時点で税込990円です。

単純計算すると、支払額は次のようになります。

利用期間テレビオプション料金
1年間11,880円
5年間59,400円
10年間118,800円
15年間178,200円

記事執筆時に暮らしのマーケットで確認した範囲では、デザインアンテナとBS・CSアンテナの設置費用は、安い掲載例で5万~7万円程度でした。

この価格と比較すると、光テレビは5年前後でアンテナ設置費用に追いつき、15年間では単純計算で3倍前後になります。

そのため、費用だけを考えればアンテナを設置した方がかなり有利です。

ガチうさぎ家は、長期費用が高くなることを理解したうえで、外観への影響が少ないことと、アンテナの受信場所を考えなくてよいことに毎月990円を支払っている形です。

今のところ視聴面で困ったことはなく、快適性については満足しています。

スロップシンクをつけなかった理由

スロップシンクは、泥の付いた靴や衣類、掃除用品などを洗うための深型シンクです。

子育て家庭では、保育園や学校から持ち帰った汚れ物を洗う場所として人気があります。

ガチうさぎ家が採用しなかった理由は、専用の設置スペースがもったいないと考えたからです。

都市部の住宅では床面積が貴重

ガチうさぎ家は都市部に家を建てています。

床面積に余裕があるわけではないため、スロップシンクを置くには、脱衣室などの収納や通路の一部を削る必要がありました。

子育て中には重宝すると思う一方で、泥汚れを洗う機会がどの程度あるのか、いつまで頻繁に使うのかは分かりません。

使用期間が数年程度に限られる可能性がある設備のために、専用スペースを長期間確保するのは、ガチうさぎ家には費用対効果が低いと感じました。

すぐ隣の浴室で代用する

もし脱衣室へスロップシンクを設置するのであれば、そのすぐ隣には浴室があります。

日常的に大量の泥汚れを洗うのでなければ、浴室で代用してもよいのではないかと考えました。

追加の設備費用もかからず、掃除する場所も増えません。

ただし、趣味がスポーツ、ガーデニング、アウトドアなどの場合や、ペットを飼っていて長期的に活用が見込まれる家庭では、スロップシンクの価値は高いと思います。

乾太くんをつけなかった理由

ガス衣類乾燥機の「乾太くん」は、短時間で乾燥でき、タオルもふわふわになることで人気があります。

世間では「乾太くん」ではなく「乾太様」と呼ばれることもあるほどです。

その便利さは十分理解していましたが、ガチうさぎ家では採用しませんでした。

オール電化住宅だった

ガチうさぎ家は、給湯器にエコキュート、調理機器にIHを採用しています。

太陽光発電の電気をできるだけ自宅で使えるよう、オール電化を前提に計画しました。

(太陽光発電については、6.23kWを設置したガチうさぎ家の経済効果で詳しく試算していますので、

ぜひみてみてくださいね)

乾太くんを使用するにはガス設備が必要です。

乾太くんだけのためにガスを引き込み、基本料金や設置費用を負担するのは、ガチうさぎ家には費用対効果が低いと考えました。

洗濯物を移し替える作業が必要

どちらかというと、こちらの理由の方が大きいです。(決してケチなだけではありません)

乾太くんを使用する場合、洗濯機で洗濯と脱水が終わったあと、濡れた洗濯物を乾太くんへ移し替える必要があります。

脱水後の洗濯物は1.5倍程度に重量が増えるそうで、乾燥容量9kgのデラックスタイプに目一杯洗濯物を入れようとすると13キロほどの重量を移動させることになりちょっとした筋トレになりそうです。

また、洗濯から乾燥までの途中に、人の手による移し替え作業が入ります。

洗濯の終了時間を気にする必要があり、乾太くんに洗濯物を移動させるまでは外出できません。

一方、ドラム式洗濯乾燥機であれば、洗濯を開始したらそのまま外出し、帰宅したときには乾燥まで終わっている使い方ができます。

乾燥時間の短さや仕上がりを優先する家庭では、乾太くんの方が便利だと思います。

しかし、ガチうさぎ家では乾燥速度よりも、洗濯物を移し替えずに済むことを優先しました。

現在の生活ではドラム式洗濯乾燥機が合っており、乾太くんを採用しなかったことに後悔はありません。

また、もし洗濯頻度が増えた場合のために、ガチうさぎ家ではもう一台ドラム式洗濯機を導入できるようにスペースと配管を準備しています。

まとめ|人気設備でも自分たちに必要とは限らない

ガチうさぎ家があえて採用しなかった設備は、次の5つです。

  • 浴室暖房乾燥機
  • シーリングファン
  • テレビアンテナ
  • スロップシンク
  • 乾太くん

ガチうさぎ家では、設備を採用するか迷ったときに、次の点を考えました。

  1. 1年間に何回使うのか
  2. ほかの設備や家電で代用できないか
  3. 専用の設置スペースが必要か
  4. 導入後も電気代や月額料金がかからないか
  5. 掃除やメンテナンスの手間が増えないか

人気の設備であっても、自分たちの生活に合うとは限りません。

反対に、ガチうさぎ家が採用しなかった設備でも、家事の方法や趣味、家族構成によっては欠かせない設備になると思います。

また、同じ設備でも住宅会社によって、標準仕様なのか有料オプションなのかが異なります。

住宅会社を比較するときは建物本体の価格だけでなく、自分たちが欲しい設備を追加したあとの総額まで確認することが大切です。

以上、暮らしにガチうさぎでした。

次回は付けてよかった設備についてご紹介したいと思います!

次回の記事はこちら:【注文住宅】つけてよかった設備5選|実際に住んで分かったおすすめ設備

前回の記事はこちら:太陽光発電は元が取れる?NT1-445 6.23kW・146万円の我が家で40年間の経済効果を試算

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