第一種換気と第三種換気を5項目で比較!わが家が第一種を選んだ理由

住宅設計

どうも、暮らしにガチうさぎです。

今回は、お家の換気方式の比較として、全熱交換型の第一種換気と第三種換気について、ガチうさぎなりに分析しました。

この記事を読んでいただくと、第一種換気と第三種換気の仕組みや、初期費用・ランニングコスト・お手入れのしやすさ・快適性・換気の安定性の違いが分かります!

こちらが今回の比較図です。

※第一種換気は、温度と湿度を回収する全熱交換型を前提に評価しています。実際の費用や性能は、製品や住宅の条件によって異なります。

第一種換気と第三種換気の違い

両者の大きな違いは、給気を機械で行うか、自然給気とするかにあります。

第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行います。

第一種換気の中でも全熱交換型の場合は、排気する室内空気が持っている温度や湿度を利用して、外気を室内の状態に近づけてから取り込めます。

一方、第三種換気は、給気口から自然に外気を取り込み、排気ファンによって室内の空気を外へ排出する仕組みです。

排気ファンによって室内の気圧を外より低くすることで、給気口から外気が入ってきます。

初期費用

第一種換気は、第三種換気に比べて給気ファンや熱交換素子などの設備が必要になるため、初期費用が高くなる傾向があります。

30~36坪程度の住宅の場合、採用する製品や工務店によっても異なりますが、第一種換気を採用することで数十万円程度の追加費用が発生する場合があります。

ランニングコスト

第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行うため、第三種換気よりも換気設備自体の電気代が高くなる傾向があります。

また、フィルターだけでなく、給気ファンや熱交換素子などの部品があるため、将来的な部品交換や修理にかかる費用も高くなりやすいです。

一方、全熱交換型の第一種換気は、外気を室内の温度や湿度に近づけてから取り込めるため、エアコンや加湿器、除湿機などにかかる負荷を抑えられます。

そのため、換気設備だけの維持費では第三種換気が有利ですが、冷暖房費まで含めた家全体のランニングコストでは、住宅性能や空調の使い方によって第一種換気も有利になることがあります。

お手入れのしやすさ

お手入れの頻度や箇所は、第一種・第三種の違いだけでなく、ダクトレス式か集中式か、採用する製品によっても変わります。

どちらの換気方式でも、給気口や排気口、フィルターなどの定期的な掃除が必要です。

ただし、第一種換気には給気ファンや熱交換素子などの部品があるため、第三種換気よりもお手入れする部品が多くなる傾向があります。

特にダクトレス式の第一種換気では、各部屋に設置された換気ユニットごとに、フィルターや熱交換素子を掃除する必要があります。

そのため、お手入れのしやすさでは、構造がシンプルな第三種換気が少し有利だと考えました。

快適性

全熱交換型の第一種換気は、外気を室内の温度や湿度に近づけてから取り込めます。

一方、第三種換気は、基本的に外気をそのまま室内へ取り込みます。

そのため、第三種換気では、給気口付近で夏の暑さや冬の寒さを感じやすくなります。

また、夏は高温多湿の外気、冬は冷たく乾燥した外気が入りやすいため、エアコンによる除湿や加湿器による加湿の負荷も大きくなります。

外気の影響を抑えながら換気できる点では、全熱交換型の第一種換気のほうが快適性に優れていると考えました。

換気の安定性

第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行うため、空気の流れや換気量を管理しやすい方式です。

一方、第三種換気は自然給気のため、住宅の気密性能、給気口の開閉やフィルターの汚れ、屋外の風などの影響を受けやすくなります。

特に風が強い日には、風上側と風下側の給気口で取り込む空気の量に差が出る可能性があります。

もちろん、第三種換気でも適切に設計され、給気口の清掃や管理が行われていれば、必要な換気量を確保できます。

ただ、さまざまな条件下で換気量を安定させやすいという点では、第一種換気が有利だと考えました。

比較のまとめ

初期費用や設備のシンプルさを重視する場合は第三種換気、快適性や換気の安定性を重視する場合は熱交換型の第一種換気が有力な選択肢になります。

ただし、実際の費用やお手入れ方法は、ダクトレス式・集中式や採用する製品によって異なります。

ガチうさぎ家の選択

ガチうさぎ家では、ダクトレス式の第一種換気を選択しました。

もともと工務店の標準仕様として採用されていたことが大きな理由ですが、仮にオプションだったとしても、快適性を重視して第一種換気を選んでいたと思います。

第一種換気は設備自体の電気代や部品交換費用がかかりますが、熱交換によって冷暖房負荷を抑えられる点も魅力でした。

実際に住み始めて3か月ほどたちますが、夏でもエアコンの効きがよく、室内で暑さを感じることはほとんどありません。

もちろん、空調の効きのよさには断熱性能や気密性能、エアコンの配置なども関係していますが、外気の影響を抑えながら換気できる第一種換気も、快適性に貢献していると思います。

以上、暮らしにガチうさぎでした。

次回からは、実際に住み始めて分かった設備の使い勝手や、採用してよかった点・後悔した点などをお届けしていきたいと思います!

次回の記事はこちら:LIXILリシェルを3か月使った感想|後悔は?採用した設備を実際にレビュー

前回の記事はこちら:全館空調vs壁掛けエアコン 2つの空調方式の比較結果は?

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